お腹がはずれてしまうと音程が悪くなる

練馬声楽教室の「ファントム」よりフォームのレッスン

今日は発声練習の後、コンコーネ５０番から１５番レッスンしました。始めから順次上行していく曲です。伴奏が順次下降していくものなので、その伴奏形につられないようにむしろこの伴奏形を利用してポジションをおとしていくように歌ってあげるといいと思います。スタッカートの部分とアクセントの部分が交互に出てきますがアクセントを上手く利用してスタッカートの切れを良く出来るようにするともっと良くなると思います。低音部分のところなんですけれども、横隔膜をしっかりと下へ引っ張るようにして歌うともっと低音がきれいに流れるのではないかなというふうに思います。最後の音階なのですがラレンタンドが入っていますので、そんなに急がなくても大丈夫です。急いでお腹がはずれてしまうと音程が非常に悪くなってしまいますので音程をしっかりととるようにゆっくりと歌っていきましょう。
コンコーネの後はファントムからホームをレッスンしていきました。今日がこの曲は初めてのレッスンの日でした。この曲は今まで歌った曲よりもだいぶクラシカルな曲になっています。クリスティンが歌う曲ですので音色も少し明るめに作っていきたいと思います。その前に、どうしても前へ押し出してしまうような発声で歌ってしまうところがありますので、その部分は直していきたいと思います。また、お腹をとってしまって非常に幼い感じで歌ってしまうところがあります。若い娘の声で歌うのと、幼い子どもの声で歌うのは全く別な発声ですのでしっかりお腹を入れて歌っていきましょう。