バイオリンの名曲

バイオリンの名曲5大コンチェルト

バイオリンの名曲と言えば本当に本当に沢山の曲があると思います。よく5大コンチェルトなどと言いますが、やはり、ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキー、メンデルスゾーン、パガニーニのバイオリンコンチェルトはこれだけ、有名で多くの人を魅了しているため、当然と言えば当然ですが本当ににどれも素晴らしい名曲です。それぞれ好みもあると思いますがどの曲も聴いているだけで、心が揺さぶられるような感動を得られます。
それぞれのコンチェルトについて詳しくは今回は控えさせていただき、アンコールなどでもよく演奏される、日常生活でもよく耳にするような、名曲について書いてみたいと思います。

美しいバイオリン旋律の名曲 エルガーの愛の挨拶

まず、みなさんご存知と思おますが、エルガーの愛の挨拶です。
エルガーがキャロライン・アリス・ロバーツとの婚約記念に送った曲で、この曲の美しい旋律をより輝かせるにはバイオリンやチェロなどの自由に音程が調節できる楽器の方がより美しく、魅力的に旋律を奏でる事が出来るため、とても愛されているのではないでしょうか。
また、日本語のタイトルもこの曲のイメージにぴったり合っているため、目をつぶり、耳を傾けると美しい旋律に心惹かれる事でしょう。

穏やかな甘美なバイオリンメロディーの名曲タイス

バイオリン名曲タイスの瞑想曲もバイオリンの名曲としてとても人気が高い作品です。
マスネが作曲した歌劇『タイス』の中の間奏曲です。歌劇よりタイスの瞑想曲の方が有名ではないでしょうか。
娼婦のタイスが修道士のアタナエルによって改悛(悔い改め信仰の道に進む)させられるシーンで使われています。穏やかな曲の中に心の葛藤が現れるような盛り上がりがあり、最後にはまた穏やかな甘美なメロディーになっていく、まさにタイスの心の中が表現されているような曲です。

最も人気のあるバイオリン名曲 パッヘルベルのカノン

そして一般的にもとても人気があるのがパッヘルベルのカノンではないでしょうか。
パッヘルベルが作曲した、『3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーク』の第1曲です。カノンとは輪唱の事で、第1バイオリンが4小節演奏したら、同じメロディーで第2バイオリンが演奏し始め、同じように第3バイオリンが演奏して、その輪唱がとても魅力的に重なります。パッヘルベルのカノンは旋律の魅力とともに、バイオリン3人は全く同じメロディーをずらして演奏しているのですが、そのハーモニーがとても巧妙で、素晴らしく、何度聞いても魅力されてしまうため、多くの人に愛されているのでしょう。

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弦楽器のバイオリンに関する詳細をまとめました。バイオリンはオーケストラの中でも花形として活躍し、その優雅で伸びやかな音色は聴く者を魅了してやみません。ソロで演奏される機会も多く、単体楽器として高価なものは数十億もの値がつけられる楽器でもあります。バイオリンの華やかな音色の秘密を掘り下げてみましょう。

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