今日はアクシデントがあり、失礼しました。レッスンでは発声練習のあと、前回に引き続きスマイレージのあまのじゃくをレッスンしました。
もともと彼女達の歌い方に強い憧れがあるようで、その部分ではとても上手に歌唱法を再現出来ていると思います。ただ、高音部分へ入っていくと裏声をうまく使いこなせていないので、その部分を強化する事が課題ですね。もともと高音部が得意な人は、今歌っている歌唱法でそのまま高音部へ持っていけるのですが、高音部が苦手な人はブリッジが前倒しで出てくるので、ブリッジ以降の歌唱を鍛錬しなくてはいけません。また、ブリッジをいかに上手く渡りきるかも課題になっていきます。
ポップスに関しては声帯は開ききってしまうと上手く歌えなので少ししぼっていくのですが、その際に咽頭を下げてあげないといけません。咽頭が音形と一緒に上がっていってしまう事が必要以上に声帯をしぼってしまい、高音部で裏声に落ちていってしまう事の一因になっています。咽頭を下のポジションに維持しておく事は、喉だけでは難しく、体全体の筋肉やバランスを使ってあげることで常に良いポジションを保つことができるので、喉だけでなく、体の使い方も意識しながら歌っていきましょう。
トート会員4197練馬声楽教室2014.11.06
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