練馬ピアノ教室でエリーゼのためにのレッスン
今日は小学校での合唱曲の伴奏と発表会のための曲、ベートーベンの「エリーゼのために」をレッスンしていきました。
合唱曲の伴奏は急に決まったもので、時間がない中、良く仕上げてきましたね。4分音符を8分音符のように切ってしまうクセがあるので、その部分を滑らかに繋げて弾けるように指使いも注意しながら弾きましょう。また、伴奏はソロで弾くように自分よがりな演奏になってしまってはいけません。あくまで合唱を歌う人たちが歌いやすく、また気分よく歌に乗っていけるように弾いてあげるのが伴奏の役割です。ですので、合唱パートに指示されている強弱記号や唱法の注意点などもしっかり見た上で演奏して行くのが理想です。前奏の4小節は合唱パートの人たちの気分を盛り上げていくようにフォルテを意識して歯切れ良く、元気に弾きましょう。4小節目からの伴奏部分はなめらかに、音符が切れてしまわないように心がけましょうね。
エリーゼのためには、ほとんどの人が聞いたことがあるというくらい有名な曲です。自身も良く聞いた事があるからこそ、急いで曲を弾いてしまいがちになっていますが、指が回らないところは遅く、弾きやすいところは早く、とテンポが一定しないで弾いてしまっています。いったんテンポをゆっくりにして、まずは拍子の感覚をしっかりと身体に入れるようにしましょう。8分の3拍子という拍子の感覚を感じにくい曲でもあるので、まずは自分でカウントしながら、拍感が流れてしまわないように気を付けて練習しましょう。