歌が上達する具体的な練習方法
歌が上達するための練習方法はいろいろあります。
あなたは自分で歌を練習するとき、どんな風に練習しますか？
カラオケボックスで歌いまくる？スタジオにこもってひたすら歌い続ける？
もちろん何もしないよりは歌は上達するでしょう。ただし、一人だけでただただ歌を歌い続けていると、かなりの確実で喉を壊してしまいます。
歌は他の楽器類と区別して考えられがちですが、歌を歌うという事は「身体という楽器を使って音を鳴らす事」と同意義なのです。あなたは何か楽器を始めようとする場合、それがピアノとかギターとか、何でも良いのですが、その場合、いきなり難しい曲を何の準備もなしにただひたすらに弾き続けますか？
おそらく「楽器を弾く」という意識を持っている限り、いきなり難曲に挑戦するといった無謀な事はしないでしょう。「楽器の練習」といえば基礎練習をする事には抵抗を持つ事はなく、むしろ基礎練習の重要性を理解出来るとおもいます。
では歌の練習ではどうでしょうか？歌も他の楽器類と同じです。必ず基礎練習は必要ですし、急に難曲に挑むのもお勧め出来ません。
歌が上達するための練習方法としては、オーソドックスですが
１．呼吸法・リップの練習
２．発声練習
３．発声練習の派生系（練習曲・練習フレーズを使った発声練習）
４．課題曲・自由曲の練習
の流れが一番効果的です。
歌を歌うという事は声帯筋を振動させて音を鳴らすという事です。運動をする時に筋肉を痛めない様に準備運動をするのと同じで、声帯筋をいきなり使うと声帯筋を痛めてしまいますので、必ず準備運動をします。
声帯筋を使わずに行う準備運動が呼吸法・リップの練習です。
呼吸法の練習もリップ練習も温かい息が声帯を通っていくという過程を経ます。
この事により、声帯筋が温まり喉の緊張を取る事が出来ます。始めにこの練習・準備運動を行っておく事で、喉を痛めてしまうというリスクを軽減します。発声練習は当たり前ですが良い音（声）を鳴らすための練習です。いくら技巧的に優れたものを持っていても、その奏でる音（声）が心地よい物ではない、あるいは特徴的ではないものだったら、その音（声）が奏でる音楽は決して素晴らしい物にはなり得ないでしょう。
発声練習の派生系は、基礎的な音型で取得したナチュラルな発声を曲の中で使えるようにするために、練習曲や練習フレーズを使って行う発声練習と歌練習の橋渡し的な練習です。この練習をおろそかにすると、発声練習では良い声なのに曲になると全く声が変わってしまうという結果に陥りがちになります。
これらの準備練習をへて、初めて曲の練習に入る事が出来ます。
これら、1〜４の連取を繰り返す事で初めて歌が上達するのです。
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誰もが「カラオケがが上手く歌えるようになりたい」という気持ちを抱いたことがあると思います。歌が上達するためには、練習方法があります。自分にあった正しい方法を見つけるためにも、声楽家やプロのボーカルもボイストレーニングを受けています！練習方法は決して一つではないんです。あなたに合うか合わないか、それを判断できるのがボイストレーナーです。