高い声の出し方

高い声の出す方法

「高い声を出したい!」歌を歌う事がある人なら誰もがそう思う瞬間があるはず。でも、具体的に高い声を出すためには何をどういう風にしたら良いのか?高い声を出すには、腹式呼吸が大事だとか、声帯をどうするだとか、ネット上にはいろいろと情報があふれているけれどイマイチ分かりづらいですよね。いったいどんな方法が正解なんでしょうか?

高い声が出ない理由

高い声の出ない理由高い声を出す事が難しい人は、いろいろな原因で中音域以上の声を出そうとすると急に声が出にくくなったり細い声になってしまったり、頭がくらくらするような不快感をおぼえたり・・・そんな状態になってしまいます。高い声が出ない理由は人それぞれなので、ここをこうすれば高音が出るよ!という事は一概には言えないのですが(逆に誰でも高い声が出せる!と謳っているメソッドは怪しいものです)、様々な要素を一つ一つクリアしていく事で高い声を出すということがどういう現象で起きているのか、その現象を起こすためにはどうすれば良いのか・・・?という理解が少しずつ出来るようになっていきます。頭で高い声を出す方法が理解出来れば、あとは実践するために高い声を出す訓練をするだけ。
あれ?それをメソッドって言うんじゃないの?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、「現時点でどのような歌い方をしているのか」というところから高音を出すためのボイストレーニングは進んでいきます。ですので、「はい、では始めはこうして下さいね〜。」というような「まず第1に」という方法論ではないのです。

ボイストレーニングで高い声の出し方が見つかります

ボイストレーニングをして自分にあった高い声の出し方を見つけよう♪歌うということは楽器(声も立派な楽器です)の中では唯一、見ているだけでは何がどうなっているのかが見えにくいものです。体の内部を見ることはできません(笑)もちろん歌以外の楽器もただ外から見える部分だけを真似しても実際には身体の中の筋肉を効果的に使っていたりするので、そういう部分では歌う事と同じで、見ているだけでは演奏できないものですが、声楽(歌う事)やボイストレーニング(声を出す事)は他の楽器に輪をかけて難しいと言われています。
一番の理由は声楽・ボイストレーニングは非常に主観的な部分が多いという事です。「この指をこうやって動かす」というふうにやってみせる事はできないのです。(いや、見本を見せる事は出来るのですが、それを主観的に落とし込んでもらう事が非常にムズカシイ!)
自分の身体の中の状態や喉の状態を主観的に捉えて、それを正しい方向へ持っていくためには万人に分かるような1つの言葉で伝える事は不可能です。同じような状態になっていても、「今どんなふうに感じていますか?」と問えば戻ってくる答えは十人十色。
なので、ボイストレーニングは机上の空論では絶対に上達し得ません。
それでも、ポイントポイントで何が起きているのかを理論的に理解しておく事は、高い声を出す実践においての感覚の理由付けの大きな助けになります。
知らないより知っていた方が何百倍も有利です。
それでは、細分化して、高い声を出すときに何が起きているのか、どうすればより良い状態に近づけるのか、理論的に見ていきましょう。

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