今日は急に冷え込みましたね。寒い中、お疲れさまでした。
レッスンでは発声練習の後にヘンデルの「私を泣かせて下さい」と「樹木の下で(ラルゴ)」を練習しました。まだレチタティーヴォの部分は扱っていませんが、アリアの部分でもリズムが変則的で難しい曲です。聴いただけでは自然と流れていくので簡単そうな曲に思えるのですが・・・。実際に歌ってみるとカウントが大変ですよね。特にラルゴの方は3拍子の中にタイや変則的な強迫の移動が折り込まれているので、ボーっと歌っているとカウントを外してしまいますね。しっかりリズムを把握して、その上で流れるように歌えるようになるのが理想です。
発声は、気を抜くとすぐに声帯をしぼってしまうので、その部分が課題ですね。声帯をひらいて、尾骶骨をしっかり引っ張ってあげれた時の声はとても素晴らしいので、何となくの発声ではなく常に気を配って発声してあげるようにしましょう。それが正しい発声で素晴らしい歌を歌う事への一番の近道です。
「私を泣かせて下さい」の方はラストの8小節の変則的なメロディーがまだうまく飲み込めていないようですので、その部分を重点的に練習してあげましょう。言葉がどの音に載るのか、しっかりと楽譜と照らし合わせてあげると良いですよ。
トート会員4483のレッスンノート2014.11.5
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