楽器の持ち方
2週間振りのレッスンです。バイオリンの持ち方が回を重ねる度に様になってきって私が伝えたことを自分なりに咀嚼してさらっていることが伺えました。
今日は、元弓のボーイングと、早い音符の奏法についてレッスンしましたね。バイオリニストにとって元弓は良いバランスを保つことが難しい場所です。まずはバイオリンを持たずにリラックスした状態で楽器を構えたり自由に弓を動かすまねをしてみてください。元弓を楽に使えるようになれば、深い音や、説得力のある音を出したい時にとても便利です。逆にプレッシャーや緊張が最も音に伝わりやすい場所なので、出来るだけ脱力した状態で続けられるように研究してみてください。
早い音符の奏法
早い音符は、その音の長さにあった弓の量を使うようにイメージをして練習するのはどうでしょうか?特にきらきら星のような曲では、同じ音符はできるだけ弓の分量も同じにして演奏できるようになればとても統一感の出る曲になるはずです。
ただ、早い曲を演奏するときに弓をコンパクトに使う事はとても効果的なものですが、そのことで音が小さくなりすぎないように注意するのも忘れないでください。次回を楽しみにしています。
弓の動かし方
最後になりましたが、弓をまっすぐに動かす事はとても大事なことです。慣れない楽器なので大変だとは思いますが、正しく弓を動かすことで楽器もよく響くようになります。逆に弓が曲がっていると綺麗な音も出ない上に体に余計な力を加えることになります。少しずつでも良いのでそのことを意識しながら練習することを私はお勧めします。ではまた3月に!