池袋声楽教室の「愛の妙薬」からprendi per meのレッスン
いつもより早い時間帯でのレッスンでしたが大丈夫だったでしょうか?午前中はやはり午後に歌うのに比べると大分喉が温まるまでに時間がかかりますね。それでも、今日も声帯の開き具合はとても良かったです。音が拡散していってしまうのが発声時の難点ですので、一つのポイントに音を集中させて、芯のある発声が出来るように頑張りましょう。
コンコーネ25番では同一母音で歌うとアクセントが乗せにくい曲を練習しました。aだけで歌うとどうしてもアクセントは前へ押し出しがちになってしまいますね。uやoを歌うときのように真下へ引っ張って行くように歌うとよりナチュラルなアクセントになります。もちろん横隔膜をぐっと入れ込むようにするのを合わせるとより際立ちますね。発声時のポイント作りが課題ですので、その部分もしっかり復習していきましょう。
曲はドニゼッティの「愛の妙薬」からprendi per meをレッスンしました。高音部に初めてのcか出て来ますね。ゆっくりと歌う曲ですのでその分ポジションが外れやすくなります。しっかり最後までポジション維持をして、高音に耐えうる下肢とお腹の状態を守りましょう。また、ブレスをはさむと余計に息がながれて長いフレーズが歌えなくなる事が良くあります。ブレスは効果的に使って、ロングトーンや長いカデンツを歌いきる事が出来るように練習していきましょう。