調子が悪いとき
今回のレッスンも、いつも通りの基礎練習から始めました。
ただ、いつもとは何か違っていて、なんだかとても吹きづらそうでしたね・・
音域があがっていくにつれて、すこし音に雑音が入ってしまっていました。
話を伺ったところ、少し調子を崩していたようです。
調子のキープ
トランペットというのは、意外と(!?)デリケートな楽器です。
トランペットに限らず、他の楽器もそうかもしれませんが、
一日練習を休むと、どうしても唇の調子をキープするのが難しいです。
生徒さんも、学校行事との兼ね合いで、思うように練習ができなかったようです。
そういった状況になってしまうのは避けられないことですし、
毎日欠かさず練習できたとしても調子を崩してしまう事はよくあります。
ただ、どうすればなるべく調子を崩さずにすむか、調子が悪い時はどんな練習をするのがベストなのか、
今日はそんな話や実践練習も交えながらのレッスンでした。
唇のケア
まずトランペットを吹くという事は、どうしても唇に負担がかかってしまいます。
高音域を多く練習したときは特にです。
そんな日は、練習の最後にクールダウンするようにしましょう。
ロートーン(低い音)を弱い音で吹くなど、唇が疲れない練習で締めくくりましょう!!
そして調子を崩してしまったときは、決して無理をせずに
その日の練習メニューは軽めにしましょう。
焦ってがむしゃらに吹いてしまうと、かえって逆効果です。
調子を崩した時の練習法
最後に、楽器を何日か休んだ後の練習についてです。
そういった場合も、私の場合は上記と同様、なるべく負担のかからない練習を心がけています。
低い音からゆっくりと深いブレスを意識しながら練習を始めています。
トランペットを長く続けていく上で、自分がどういう練習をしたらどのような調子になるのか、
人それぞれだとは思いますが、そういう事を少しでも意識していくと、少しずつ自分自身のペースがつかめて行くと思います♪