オーボエ

オーボエってどんな楽器?

オーボエ教室でレッスンオーボエは、2枚の葦を振動させて音を出すダブルリード族の高音域の音が出る木管楽器です。リードは手製が基本で、吹き手によってそれぞれカスタマイズするものですが、吹き口が小さく、自作する技術を学ぶことにも時間がかかるため、学生や趣味で演奏する場合はプロの作り手の製造したものを購入する場合がほとんどです。大きな楽器店に行くと、いろいろな種類のリードがあり、演奏者はその中から自身にとって演奏のしやすいものを選び購入します。リードは1本3000円前後で、寿命は総演奏時間が約40時間といわれていますが、あくまで植物から作る生き物のようなものなので、個体差があります。オーボエ本体はグラナディラというとても 固い木でできており、クラリネットやピッコロなどがこの材料で製造されるため、現在では伐採により木の数が減少していると言われています。オーボエの場合グラナディラだけでなく、樹脂やプラスティック、ローズウッドなどからも管体を作ることが出来ますが、ローズウッドの場合はグラナディラと比べ柔らかいため、音色はより甘く柔らかくなるかわりに扱いが難しいとされています。金属部分はシルバーもしくはゴールドで出来ています。

オーボエはギネスブックに掲載されたほど演奏が難しい木管楽器と言われていますが、その理由はリードのサイズが小さいことと、キィの配置が不均等であることだと言われています。リードのサイズがオーボエと比べて大きいイングリッシュホルンやファゴットは オーボエのリードと比べて扱いやすいとされています。キィの配置はフルートやクラリネットに比べて不均等であり、運指もやや不規則となる箇所もあります。オーボエは、上管・下管・ベルの3つに分解することが出来、演奏をしない際には楽器ケースに3つに分解した状態で保管をします。演奏が終わった際には、管体に残った水分を取り除きます。水分は蒸発する際に温度を下げる働きがあり、オーボエは湿度差・温度差に非常に弱く、管体ワレを起こす可能性があるためです。オーボエは同じグラナディラで出来ている木管楽器の中で、最も管体ワレを起こしやすいと言われている原因が、トーンホールの間隔がその他の楽器と比べて狭いことだと言われています。演奏する前には体温で楽器の表面を温めて から息を吹き込むことで、管の内部と外部の湿度差・温度差を少なくすることで、管体ワレを防止することもできます。樹脂やプラスティックの場合は管体ワレが起こることがないため、それらの素材は重宝されています。

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トート音楽教室のオーボエ講師の紹介

川崎芳江(かわさきよしえ)

川崎芳江オーボエ講師

プロフィール
担当楽器:オーボエ
埼玉県立大宮光陵高校音楽科、武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒業。オランダ、マーストリヒト音楽大学修士課程修了。今までにオーボエを虎谷迦悦、井上恵子、青山聖樹、ヨーゼフ・キシュ、マーク・シェーファーディークら各氏に師事。
また、ヨーロッパ滞在中にペーター・タベルナロ(リンツ音大)、ニック・ドイツ(ライプチヒ音大)、ギュンター・パッシンら各氏のマスタークラスに参加。

川崎芳江講師の稼働教室

川崎芳江オーボエ講師からのメッセージ

オーボエは確かに難しい楽器です。特に自己流でマスターすると思うと本当に大変だと思います。
しかし、きちんとした奏法を身につければ、本当に色々なことのできる魅力的な楽器です。
以前、知人の前で演奏した時、「まるで歌を歌ってるようだね」と言われた事がありました。
実は、それほど自由、心地よく聴衆に自分のアイデアを伝えることのできる楽器でもあります。
一緒にオーボエを通して自分の音楽を伝えてみませんか?

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