トロンボーン

トロンボーンってどんな楽器?

トロンボーン教室でレッスントロンボーンはもっとも構造の簡単な金管楽器と言えます。スライドは第1ポジションから第7ポジションまであり、それぞれで倍音を鳴らしていくことで音階が演奏できます。トロンボーンの歴史は宗教音楽にあります。男性の声に近い音色で、スライドによって微調整ができるため美しいハーモニーがより作りやすいことから、「神の楽器」としてミサ曲などで活躍していました。オーケストラ曲ではじめて登場したのはベートーヴェン作曲の交響曲第5番「運命」の第4楽章です。もともと宗教音楽で使われてきていたトロンボーンを交響曲で使用することで、神聖な雰囲気を醸し出しました。オーケストラにおいては大編成の曲目で登場することがほとんどで、そのパワフルさから出演頻度 はあまり高くありません。吹奏楽においては中低音を支える金管楽器として常に数本必要とされ、パートは3パート以上必ず書かれています。トロンボーンの魅力はハーモニーづくりにあり、同じトロンボーン同士で奏でられる音色はとても美しいものがあります。トロンボーンだけで編成されたトロンボーンアンサンブルや、金管楽器でのアンサンブルでもその特性が活躍します。さらにビッグバンドジャズでも吹奏楽と同様の位置づけで活躍していきます。
トロンボーンはスライド式なので、なかなか運動性はよくありません。そのためピストン式やヴァルブ式のものが開発されたこともありましたが、発展には至りませんでした。トロンボーンにはいくつか種類があり、楽器上部にはチューニング管しかない テナートロンボーン、楽器をかまえた際に左手親指にあたるキィがついている(押すとF管となる)テナーバストロンボーン、さらに低音まで出すことのできるバストロンボーンなどがあります。テナーバストロンボーンは楽器上部に管が巻いてあり、テナートロンボーンよりも全長が長くなっていて、F管のキィを押すことでテナートロンボーンでは出すことの出来ない音域までを出せるのです。バストロンボーンはそこがさらに長くなっていて、テナーバストロンボーンよりもさらに低音域まで出すことができます。バストロンボーンはトロンボーンパートとチューバパートの間を担う重要な役割を背負っており、合奏曲でも大編成の場合は必須となります。
トロンボーンの名称は、そもそも「トロンバ」とい う言葉がイタリア語で「ラッパ」という意味があり、ラッパより大きくなったものとしてoneがつき、トロンボーンとなったと言われています。

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