マウスピースの練習
今回のレッスンは、まずはマウスピースの練習から始めました。
教則本を使いながら、低音域・中音域をしっかり鳴らす練習や、ゆっくり時間をかけてグリッサンドで5度の上行・下行するという練習です。
少し低音を鳴らすのが苦手なようですが、音域によって、息の方向性が違うことを意識しましょう。そして、ご自身でよく響くポイントを発見されていたので、個人練習の際にもより良い響きを定着できるように心がけましょう。
ロングトーンの練習
次にロングトーンの練習に関してです。
この練習を行う上で色々な事を身に付けることができると思うのですが、そのうちのひとつにブレスコントロールが挙げられます。
普段の練習では、特に拍を決めたりはしていないそうですが、自分の中で何拍伸ばして何拍でブレスをとるのかしっかりと目標を決めて行ってみて下さい。
音域に関しても同じ事が言えます。
人それぞれで練習音域は変わってくると思いますが、ただなんとなく出る音域までやるのではなく、「今日はこの音までやってみよう」というやり方のほうが、課題も明確になって良いと思います。
エチュード
最後に、アーバンの短いエチュードを練習しました。
この曲にはスラーはかかっておらず、どちらかというとアクセントなどの表記が多いです。
ですので、発音をしっかり行いましょう。
発音がうまく行かない時は今日やったように、音は鳴らさずに楽器に息だけ入れて、指と舌をつくタイミングが合っているか確認してみましょう。
ひとつ気になったのが、少し音が窮屈になってしまいがちなことです。
一度マウスピースで吹いてから楽器を鳴らすと、そこまで気にならなくなりましたね。
ですので、練習の際には、自分の音をよく聴くようにしましょう。
例えば、簡単な録音機などを使ってみても良いと思うのですが、せっかく良い音が出るのでそれがしっかり定着するよう、自分がどんな状態の時に良い音が鳴るのか、研究してみて下さい♪