練馬ソルフェージュ教室で理論と実技との兼ね合わせてで考える
風邪の具合はどうですか?週中で風邪をひいたというふうに聞いていたので少し心配していました。受験まであと何ヶ月しかないので体調管理もしっかりしていきましょう。
今日はソルフェージュを重点的にレッスンしていきました。耳はとてもいいのですがそれと楽譜との直結がなかなか難しくなっているようです。ずっと幼い頃からピアノをやってきたという事ですので聴けばこの音は何の音かという事は頭の中では音がしっかり鳴ると思うのですが、それがいったい楽譜上でどの音なのか?というのがいまいちピンと来ないところがありますね。記譜をしていくと言う部分が課題になっていくのではないかと思います。ソルフェージュに関して聴音に重きを置いて今日はレッスンをしていきました。聴音に関しましても短調での臨時記号においてはわりと対応出来るようになってきたとは思います。長調での臨時記号に関しましては借用和音がなされているというふうに感じれた部分に関してはとりやすいのではないかなと思うのですが、そのへん、理論と実技とを兼ね合わせて考えていくという点でちょっとまだ技術的また、理解が追いついていないのではないかなと思う部分があります。また、コールユーブンゲンを使った視唱につきましては、跳躍下降のとき、特に同じ音へ跳躍下降して着地するという部分がとても苦手なようです。どうしても音をずらして歌ってしまいたくなる、同じ音を歌うということになぜか抵抗があるように思ってしまいます。基本となる音、例えば弦楽器の学生でしたらラの音を基本としてかなり耳の中になじみ良く捉えている部分があると思うのですが、あなたの場合はピアノを幼い頃から行ってきたということで、基本となる音はC音にするととてもしっくり来るのではないかと思います。その基本となる音をしっかり頭の中に入れておきながらその音を頼りに、基準にして歌っていくというのは移動度ではなく固定度で歌う方に関しては非常に有効的なのではないかと思います。その点を含めて、跳躍を一つの課題と捉えながら受験まで問題をたくさんこなしてゆきましょう。