練馬声楽教室で喉が調子よくなったがゆえのデメリット
今日は久々に喉の調子が良かったですね。風邪が長引いて思ったように歌えないレッスンが続いていたので良かったです。
発声のポイントとしては喉が調子よくなったがゆえのデメリットが出ていましたね(^^;)声帯をしぼる発声は喉の調子が良ければ良いほど、伸びが良い声が出て正しい発声が出来ていると思いがちなものです。実際、この発声で歌う場合もあるのですが(ポップスなどは特に)、オペラアリアに関していえばこの発声はほぼ100パーセント使用しません。ですので、調子が良い時に自分で気持ちが良い発声が出来ているなぁ・・・と思うときは逆に要注意です。体が振動しているように、喉にストレスなくふわっと声が出て行くように感じる時の方が良い発声が出来ていると言う事になります。(高音域で特に良く感じる事が出来ます)
連隊の娘のconvien partirに関していえば、声帯をしぼった発声の悪影響が少し出ていて、後半に向けて苦しそうな発声になっていました。上体の力をぬいて、胴体が空洞になったように感じて歌うと良いですよ。