練習の成果
前回のレッスンからひと月も以上空いてしまったので、もしかしたら後退してしまったかも…と不安がありましたが、楽器の持ち方やボーイング、音階が様になっており、練習したあとが見えました。とても嬉しいことです。今日は音階と前回の復習からキラキラ星、宿題の蝶々、子ぎつね、むすんでひらいてを演奏しましたね。どの曲も良く演奏出来ていました。
今後の課題
さて、ここからが今回の課題です。
まずはただ弾くことをしないこと。それではキラキラ星を例にとって説明していきましょう。この曲は8小節ごとに3つの部分に分かれていますね。そのうち第1楽節(1-8小節)と第3楽節(17-24小節)は同じです。そして第2楽節(9-16小節)は最初とは違う旋律で描かれている上、メロディに反復があります。このように3つの部分に分かれそのうち最初と最後の部分が同じか、ほぼ同じものを一般には3部形式と言います。
例えば・・・
演奏の一例ですが、第1、3楽節は8小節をかけて長い放物線を描いているので、最高音のAに向かって大きくなり、そこから徐々に収束していく。第2楽節は上から下へと音高が下がるので、例えば若干のディミヌエンド気味に、1回目は大きく2回目は小さく演奏する、など。あるいは、アーティキュレーションを変えたり、音色に変化をつけたりすると面白くなるでしょう。宿題の曲でも考えてみてください。
最後に、曲が始まる時やフレーズが区切れ、新たに始まる時は呼吸することを忘れないようにしましょう。それでは次回を楽しみにしています。